スタジオ写真撮影

色打掛で

色打掛明治記念館の儀式殿の奥にある写真スタジオで撮影です。

まず、お嫁さま一人で色打掛の立ち姿から撮影しました。
かなりきつかったです。
つま先、ひざ、腰、胸、顔がそれぞれ違う向きをむいて、着物の中で体がぐりぐりとねじれていました。
その姿勢で耐えなくてはなりません。
スタッフの方が、着物の裾や懐剣の房の位置など本当に細かい部分までチェックして、キレイに写るように整えますが、離れた場所から見て気になるところがあれば、すぐに直してくれたので、わたしはただ立っているだけでした。

「あまりにらまないでくださいね。笑顔でおねがいします」
って言われても、笑顔を作ると目を細めてしまうし・・・顔の筋肉がピクピクしてしまいました。
顔の筋肉も鍛えておけばよかったです。
5~6回シャッターを切って、おしまい。
キレイに撮れていますように。

紋服と白無垢で

紋服と白無垢色打掛での撮影が終わると、白無垢に掛替えをして綿帽子をかぶってお婿さまといっしょに写真撮影です。
スタジオの片隅で掛替えをしますが、そのときに懐剣・はこせこ・末広・草履の小物も白無垢に合わせて替えます。

今度はお嫁さまが長椅子に腰掛けて、お婿さまはその隣に立ってのポーズです。
和装で新郎新婦が並んで撮影する時は、かつらやかんざし、綿帽子でお嫁さまのほうが背が高くなるので・・・。

「おふたりとももっとにこやかに」
って言われても、顔がこわばってしまう。
お婿さまもかなり緊張している様子。

なんだかわからないうちに撮影は終わりました。

このとき、結婚式準備で大変お世話になった担当の方がいらしてくださいました。
親身になって相談にのっていただき、こちらの要望を最大限に聞いてもらったので、お礼を言うことができてよかったです。

親族と一緒に集合写真

挙式が終わったあと、親族とスタジオで集合写真を撮影しました。
挙式には友人も招いていたのですが、「集合写真はいかがなさいますか?親族だけにしますか?ご友人の方々も加わりますか?」と挙式直前に聞かれました。
その場でお婿さまと相談して、「親族だけで」ということになりました。
集合写真友人の方々とは庭園でスナップ写真を撮影できますからね。

カメラマンの指示通りに座っていきました。
人数が多いだけに大変でした。
小さい子どもたちには幼稚園に置いてあるような小さな椅子が用意されていました。
撮影するときも鈴で注意をひいていたし。さすがプロ。

お嫁さまは綿帽子をかぶって撮影しました。
友人は綿帽子は顔が見えにくいからということで角隠しを選んでいましたが、撮影のときは綿帽子を浅めにしてくださったので、大丈夫だったのだと思います。