引出物
引出物は最初「真珠1粒」にしたかったのです。
インパクトもあるし小さくてかさばらないし・・・けれど予算オーバーで断念。
市販の真珠のネックレスを考えたら「そんな値段になるか?」というくらい高くて・・・。
もらった人が好きなように加工できるからよかったのになぁ。
その後は何にしようかともめました。
袱紗(ふくさ)や風呂敷(ふろしき)もいいなぁと思いました。
自分ではなかなか買わないし、持っていても困る物でないし、本人の名前を刺繍してあったら喜んでもらえるかなぁと思いました。
わたしは女性側の目線でダンナは男性側の目線で考えるので意見が合わずもめました。
百貨店に行ったり、インターネットやカタログで探してみたりしましたが、結局、最後はブライダルフェアの折にもらったパンフレットの中にあった GINZA HOZANDO(鳳山堂) の「はんなり」シリーズで決めました。
包装紙で包むのではなく、色とりどりのふろしきで包んであって素敵と思ったのと、さまざまな陶磁器があったから選び甲斐がありました。
品物は親族・友人・男性・女性など6パターンに分かれました。
金鶏をデザインした器や皿もひかれました。
明治記念館ならではの品物で、注文を受けてから焼くので、数の変更も難しいときがあるそうです。
引菓子
コンペイトウ引菓子は「こんぺいとう」にしました。
「本物」を提供したいということで、ふたりとも最初から「金平糖」に決めていました。
ところが、明治記念館に「こんぺいとう」の引菓子は現在ないと言われました。
そこで、担当の方が明治記念館に置いていない品物ということを配慮してくださり、持込OKということになりました。
現在、食中毒などの衛生面の理由から持ち込みは不可能なのですが、聞いてみるものですね。
こんぺいとう「こんぺいとう」は京都の 緑寿庵清水 にお願いしました。
「美味しんぼ」で栗田が山岡との結婚式にどうしても海原雄山に出席して欲しくてお願いしていた折に、雄山から出された問題に答えるために訪れた京都のこんぺいとう屋さんのモデルになったお店。
婚礼用の金平糖もありましたが 3種類の小袋を選んで詰め合わせにしてもらいました。
2週間かけてツノのあるこんぺいとうができあがるのだから、すばらしい菓子です。
いろいろな味があって迷いましたが、めでたい色ということで「バニラ」「苺」を紅白で選んで、もうひと袋はさわやかな味の「檸檬」にしました。
小粒でしたが、味がしっかりとついていて、ついついつまんでしまいます。