写真撮影を終えて
色打掛と紋服&白無垢のスタジオ写真撮影が終わったあと、親族控室に移動しました。
お婿さまは袴なのでスタスタ歩いてしましますが、わたしは歩幅が・・・このときに「急いで歩かないように」と釘をさしておきました。
窓から外を見ると、庭園の芝生が本当にきれいでした。
夏にきたときもきちんと手入れされていたのですが、11月くらいには痛んでしまうかなぁと心配していたら、その逆で緑の芝生が輝いていました。
途中、他のカップルの列席者の方や明治記念館へ見学にいらした方とすれ違うのですが、そのたびに注目をあびるのは気持ちよかったですね。(お祭りごとや派手なことは大好きなので・・・)
親族控室(ききょう)
親族控室の様子親族控室の出入口にはお婿さまとお嫁さまの名前がフルネームで書かれた看板がありました。
控室の部屋の名前は「ききょう」でした。
9月の花は「ききょう」です。
お嫁さまは9月生まれなので、ちょっぴりうれしくなりました。
部屋へ入ると、親族がほとんどそろっていて、「おおぉ~」の声が。
白無垢といっても柿朱の縁取りされた綿帽子と打掛でしたから、インパクト大でしたね。
両親にも当日着る衣裳の写真を見せていなかったので、驚いていました。
お嫁さまの母親が朝早起きして蒸かした「赤飯」がありましたし、どなたかが「サンドウィッチ」を持ってきてくださっていました。
披露宴でごちそうがでるのにそんなに食べて大丈夫かしら?
飲み物は「桜湯」がふるまわれていました。(明治記念館スタッフの方が配ってくださいます)
親族紹介
13:00頃(挙式30分前)から行いました。
介添係が「それではどうぞ」と、席をはずし、出入口の扉が閉められます。
(カメラとビデオの方々はそのまま部屋にいてもらいました)
親族紹介書を用意していたので、それをあらかじめ配布してもらい、新郎側はお父さまが、新婦側はお兄さまが順に紹介していきました。
名前を呼んで、会釈するという簡単なものです。
あっというまに終わりました。
儀式次第の説明
誓詞に署名13:10頃(挙式20分前)
介添係から説明がありました。
新郎新婦が控室に入る前に、両親の住所の確認がありました。
斎主の祝詞奏上のときに読み上げるのだそうです。
わたしたちの前のテーブルにはリングピローが置いてあり、そこで結婚指輪をはずしてセットしました。
(紐はゆるめに結んでおいたほうがいいです。)
次に誓詞に署名しました。
新郎が日付と名前をフルネームで記入しました。
和紙なのでゆっくり書いているとにじんでしまうので筆をすべらすように書いたほうがいいです。
お嫁さまは名前のみを記入します。
「お写真をどうぞ」と介添係がおっしゃったので、署名しているときにたくさん撮られました。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)の練習もしました。
前夜に何十回も練習して、おおよそのやり方はわかっていたので、スムーズに進みました。
そのほか、誓杯の儀(三々九度の杯)、二拝二拍手一拝、写真撮影の注意事項について説明をうけました。
このとき、お婿さまもお嫁さまもかなりノドが乾いていて、桜湯は出されていたのですが、それでも足りなかったです。
お嫁さまは腕があがりにくく茶碗に紅がたっぷりついてしまうので、ほとんど飲めず、ちゃんと誓詞奏上できるか心配でした。
ストロー付きの飲み物を用意しておくと良いでしょう。
儀式殿へ移動
新郎新婦を先頭に整列して儀式殿へ向かいます。
控室の扉の外には挙式に参列をお願いした友人がそろっていました。
うれしくて笑顔で手を振ってしまいました。
介添係に先導され、新郎新婦を先頭に儀式殿へゆっくりと進みました。
途中の廊下では、明治記念館のスタッフの方々が立ち止まって廊下の端に寄り、わたしたちが通り過ぎる間、深々とお辞儀していました。
さすがですね。