挙式の流れ/儀式次第

明治記念館儀式殿(右殿)にて

儀式の間、立ったり座ったりするとき、お嫁さまには介添係がついているので、打掛を整えてくれます。
お婿さまは斎主が少しだけ手を貸してくれたかな?

写真撮影の方は神前に向かって左手、ビデオカメラ撮影の方は右手に座ってもらいました。

儀式の流れ

参入

介添係の先導で儀式殿に参入します。
儀式殿は二重の扉でしかも自動ドア。ハイテク~。
かつらに綿帽子、高さのある草履を履いていたから、出入口で頭が鴨居にひっかかりました。
幸い軽くコツンとあたった程度で済みましたが、思ったよりも背が高くなっているんですね。(163cmのお嫁さまが180cmを超えていましたね)

修祓(おはらい)

一同起立して、頭を下げておはらいを受けます。

祝詞奏上

斎主が神前に進み、祝詞を奏上します。

誓杯の儀(三々九度の杯)

奏楽が始まり、巫女が神酒と三つ組の杯を持ってきます。
新郎新婦はその場に起立して、大中小の杯を酌み交わします。
お嫁さまにとってはかなりつらかったです、神酒を飲むマネしかできなくて・・・(お酒は強いほうだから平気なのよね)
脇から胸を帯で締めていて、訪問着や振袖と違って身八ツ口をあまり引き出していないので、腕がほとんどあがりません。だからといって首を前に持ってくるとヘンな姿勢になるし。
三口で飲み干すことになっていましたが、一口めと二口めは口元へ持っていくふりをして、三口めで口元まで持っていってなんとかなめる程度はできました。
汗をかいてしまいました。
小杯・中杯・大杯の順に酌み交わしますが、杯が大きくなるにつれて、神酒の量が増えたのはお嫁さまの気のせいかな?

指輪交換

指輪交換預けておいたリングピローにのせた結婚指輪が「三方」にのせられて運ばれてきました。
まず新郎から新婦へ指輪をはめるのですが、リングを紐に通して結んであったのですが、これが固くてなかなか解けない。
なんとかほどけて、指輪はスルリとお嫁さまの左手薬指へ。(むくみもなく少し減量したのでゆるかったのよね)
今度は新婦から新郎へ。これまたスルリ。

誓詞奏上

神前の案(つくえ)に進んで、誓詞を読みあげます。
本文は新郎が読みあげ、最後に新婦が「妻 ○○」と読みます。
お婿さまは口が乾いていたので、だ液で口の中を湿らせていました。
昨夜の練習の成果もあって、ばっちり。
誓詞は読みやすい高さで手に持って、ゆっくりと読んだほうがかっこいいです。

玉串奉奠(たまぐしほうてん)拝礼

玉串を巫女から受け取り、案上にお供えします。
これも練習していたおかげでまったく問題なし。今はもうできないかもしれない・・・。
そのあと「二拝二拍手一拝」を一同起立していっしょに行います。
拍手がバラバラでしたね。仕方ないか。
新郎新婦は自分たちの席へ戻ります。

寿の舞

雅楽(生演奏)の調べに合わせて、巫女が舞います。素敵でしたよ。

お鈴の儀

お鈴の儀鈴を持った巫女が、鈴振りの神事を行います。その場に座って静かに受けます。

親族杯の儀

巫女が親族、参列者に神酒をついでまわり、一同起立して乾杯します。
飲めない人は飲むマネでOK。

退出

神饌(ひとくち羊羹)を持ち帰ります。
明治神宮よりいただいたお祝いの品は、リングピローといっしょにこのとき巫女が紙袋に入れてくださいます。中身は小さな神棚・御札、誓詞、三々九度で使用した杯などなどです。