席表・メニュー表

席次表は手作り!

席次表にメニューを加えたものを明治記念館で注文すると1部800円くらいかかります。70部で56,000円です。
お婿さまは「えっ!そんなにするの!? 紙に印刷しただけだよ!」というわけで手作りすることになりました。

招待状を投函し終わったあと、席表のペーパーアイテムを探し始めました。
福岡に引っ越してきたのが半年前だったので、どこに売っているお店があるのかわかりません。

席次表まず、無印良品 で購入して試してみましたが、満足できないできあがりでした。
次に、アクロス福岡1F JULIET’s LETTERS(ジュリエット・レター) に売っているのを見たことがあったので、そこへ行ってみました。
和風デザインが希望だったのですが、好みのデザインではなかったので却下。
そのあと、 インキューブ へ行ってみました。
披露宴会場の金鶏(キンケイ)は部屋が横長になっていて、円卓ではなく12人掛けの長卓を7列並べるセッティングのため、A4サイズで印刷すると招待客の名前や肩書きが小さくなって読みにくかったり、ぎゅうぎゅうに詰まったりして見苦しいので、中紙はB4かA3の大きさが必要でした。
そういうB4やA3の用紙がセットされた商品はほとんどありません。 それからB4やA3を二ツ折または三ツ折にすると台紙もある程度厚さがないとペラペラになってしまいます。
そう考えると購入するのを迷いました。
しかもサンプル用にほしいと思っても、すべて10セットがひと袋になって売っているので買えません。

気に入ったものがなくて、インターネットでお店を片っ端から探しました。
そこで見つけたのが bless(ブレス) です。福岡市営地下鉄唐人町駅近くだったので、会社帰りに寄ってみました。
台紙が白でB4サイズの中紙のセットがあって、「これがいいなぁ」と思って眺めていたら、お店のスタッフが「和風のをお探しですか?サンプルをお持ち帰りできますよ」と話しかけてくれたので、「はい!ください!」と即座に答えました。
サンプルと資料を抱えて帰りました。

もらってきたサンプルの中紙にレーザープリンタで印刷したらどうなるか、お婿さまに印刷してきてもらいました。
当然問題なし。
それでは、もらってきたデザインにしようかと思ったら、なぜか決まりませんでした。
わたしは外側の台紙がもう少し厚い方がいいなと思ったから・・・。
何日も悩みながら、そんなにこだわるのであれば、気に入った紙を裁断してもらえばいいという結論に達しました。
わたしの中で、デザインはすでに固まっていました。

紙を裁断してもらおう

イメージに合った用紙を見つけるため、仕事が終わったあと インキューブ へ行きました。
30分ほどペーパーコーナーで悩んで、外側の台紙は「きらびき」の白で210kg(全紙サイズで1000枚重ねた時の重さ。上質紙で70kg~90kg)という厚手の台紙にしました。
席表を印刷する中紙は、和紙のような風合いの「しこくてんれい」の白です。
台紙と中紙の間に赤色の紙を入れようと考えていました。この紙はたしか「まんだら」か「レザック」だったと思います。
サイズは、明治記念館の内覧会でもらった席表のサンプルの中に金鶏(キンケイ)の席表見本が入っていたので、それとまったく同じ大きさに裁断してもらいました。
このときは、店頭の裁断機が故障中だったため、業者裁断になりました。枚数が多い時はこちらのほうが安いそうです。1週間から10日かかるということでしたが、時間はあるので注文しました。
台紙 いちばん外側になります。
きらびき / 白 / 298mm×240mm
飾り 台紙と中紙のあいだに挟んでアクセントになります。
まんだらorレザック / 赤 / 294mm×236mm
披露次第・メニュー 台披露次第・ごあいさつ・メニューを印刷します。
しこくてんれい / 白 / 294mm×236mm
席表 ほぼA3サイズで、観音開きのように折ります。
しこくれんれい / 白 / 294mm×420mm

綴じ紐を探そう

綴じ紐はこれも席表のサンプルと同じ紐で、赤色にしようと考えました。
ひもと言えば「手芸屋さん」です。ウェルカムグッズやリングピローの材料を購入した トーカイ に行きました。
「江戸組み紐」の赤を64m注文しましたが、お店に在庫がないということで、在庫を確認してみないといつ入荷になるかわからないということでした。
間に合わなかったらどうしようという不安と焦りがありましたが、メーカーに在庫があると連絡があり、数日後に入手できました。

「寿」シールを入手

寿いくらなんでも表紙が真っ白というのは寂しい・・・
そこで、思い出したのが、アクロス福岡1F JULIET’s LETTERS(ジュリエット・レター) にあった金色のシール!
「寿」「Wedding Reception」などの文字が、金箔のエンボスになっているシールです。
これを必要数だけ購入しました。
この「寿」シールは、ブライダルアイテムを扱う文房具屋さんなどに売っています。

印刷しよう

席次表これですべての材料がそろい、Adobe Illustrator で原稿もできました。
けれど、すぐには印刷できません。
明治記念館の披露宴は最終の人数変更は3日前まで可能です。
なので、それまでに万一出席できない方や出席したいという方が現われた場合、3日前であれば人数の増減をして当日清算されます。
担当の方からも「結婚式の3日前に印刷したほうがいいですよ」と言われましたが、当日持込の荷物を宅配便で送ることや東京への移動があったので、引出物の数量変更の期限は5日前で「もう大丈夫だろう」と考え、5日前に印刷して、折って綴じました。
お婿さまは仕事の都合で家に帰ってくる時間が遅かったので、そのあいだに黙々と折って重ねて紐で綴じていきました。
完成したときにはぐったりとなりました。これだけの労力がかかるのだから、1部800円というのも納得・・・。

席次表ところが、結婚式3日前の18:30に事件は起こりました。
その日は外で食事をすることになっていたので、集合時間まで本屋さんに立ち寄ろうとしたらわたしの携帯電話が鳴りました。
実家の母親からで「結婚式に親戚がひとり出席したいっていう人がいるんだけど、増やせる?」
「ひょえ~~~!」
3日前であれば、人数変更は可能だから担当の方に聞いてみるということで、急いで明治記念館・婚礼課へ電話しました。
携帯に番号を登録しておいて良かったぁ。
営業時間は19時までなので、本当にあせりました。
幸い担当の方がいらっしゃったので、直接事情を話したところ、引出物はもう無理でしたが、披露宴で1席増やすことはできました。

「あっ!席次表、印刷しちゃったよ~」