招待状

招待状の注文

2002年9月(結婚式3ヶ月前)、明治記念館から封書が届きました。
招待状の注文用紙でした。
1部450円くらいで70部注文すると31,500円くらいになります。お婿さまはそれを聞いて、「自分たちで作る」ほうに気持ちが傾きました。
しかし、2ヶ月前に発送することを考えると、福岡市内で招待状などのペーパーアイテムを扱っているお店を探すのも大変そうです。
それに、明治記念館で注文すれば、記念館までの地図も含まれてくるし、文章の誤字・脱字もないだろう(万一あってもすぐに対応してくれそう)と思って、明治記念館に注文しました。

招待状7月の内覧会のときに持ち帰った招待状サンプルを並べて、紙質や印刷をチェックしながら、リストから選びました。
神前結婚式なので和風にしたいと思って「アペリオ 和風」にしました。
ほかにも、気に入ったデザインがあったのですが、値段が予算よりも高くなってしまうので、あきらめました。

注文の際に悩んだことは、招待状の差出人と返信はがきの送り先でした。
6月に入籍を済ませていて、一緒に暮らしており、結婚式のほとんどはわたしたち2人で準備していました。
それに媒酌人をたてないので、差出人をわたしたち2人の名前にしようかと思いました。
それぞれの両親に確認したら「どちらでもいいわよ」という返事でしたが、結局、親戚一同を招待するのだから、招待状と封筒の差出人は親の名前にしました。
返信はがきはわたしたちの住所にしましたが、お婿さまの友人用とお嫁さまの友人用ということで、2種類の宛名で作成しました。

注文用紙に必要事項と多めの部数を記入して投函後、2週間ほどで宅配便で招待状が届きました。
刷り上った文面を見てじ~んとなりました。
「いよいよです」

宛名を書く

注文した招待状が届くと、さっそく宛名書きにとりかかりました。
年賀状もパソコンとプリンタで作ってしまうこのご時世にあって、久しぶりに筆ペンをとりました。
リストはすでにパソコンで作成してあったので、それを見ながら順番に書いていきました。
招待状といっしょに「招待状の書き方」という紙が入っていたので、それをみたら、招待状の左上にも招待客の名前を記すと書いてあって、びっくり。
お婿さまと相談して、結局書くことになりました。

仕事から帰ってから書いていたので、1週間はかかったと思います。
昔はワープロやパソコンがなかったのだから、大変なことでもないんですよね、時間がかかるだけのことなのだから。

付箋(ふせん)を作る

ふせん招待状には、3種類のフセンがついていました。
「主賓の挨拶をしてくださる方用」「司会の依頼」「儀式(挙式)出席」の案内の3パターンです。
明治記念館の儀式殿は合計で60名まで入れるので、参拝の意志のある方であれば親族だけでなく、友人もOKということだったので、何人かの友人も招待することにしました。
ところが、友人を招待する場合、いったい何時にどこへ来てもらえばいいのかわからず、また、親族紹介の時間もあるので、その時間をどうしたらよいのかわからなかったので、明治記念館婚礼課に電話しました。
電話に出た方が、「儀式次第の説明がありますから、親族の方と同じ時間に来館していただいて、親族紹介の時間だけ席をはずしていただければよいのでは」とアドバイスしてくださったので、自分たちでオリジナルのフセンを作ることにしました。

お婿さまが Adobe Illustrator を使って作ってくれました。
なんと出来上がりを見て驚きました。招待状にいっしょに入っていた付箋と「紙の大きさ・フォント・文字の大きさ・文字の配置」がまったく同じだったのです。
このとき、「この仕事を商売にできるかも」と思いました。

切手を買う

慶事用切手

近所の郵便局に行って「慶事用の切手をください」と言えばOKです。
招待状の大きさや重さによって、料金が異なるので、いくらなのかわからない場合は、郵便局へ見本を1部持参して、計量してもらって購入すると良いでしょう。
慶事用の普通切手のデザインは下のようになっています。
50円切手
ハート 80円切手
寿 90円切手
鶴にオモダカ

ふるさと切手

花嫁切手「ふるさと切手」を利用すると、招待状が届いたとき目にとまります。
地域限定の切手もあるので、そういう切手を利用すると個性が出ておしゃれだと思います。
有名な切手では新潟・新発田郵便局の花嫁切手なのですが、50円切手なので、招待状に貼る場合は不足分を別の切手で補うと良いでしょう。
写真付き切手

新郎新婦の顔写真を切手にしてみませんか?
当日まで新郎あるいは新婦を知らないという招待客の方がいらっしゃる場合には、ちょっとした自己紹介代わりになります。
慶事切手以外の切手を考えられている方は、さまざまな切手が発売(予定)されているので、マメにゆうびんホームページをチェックしてみるといいでしょう。

ゆうびんホームページ -> 切手・はがきの情報

招待状を投函する

封筒への招待状の入れ方も書いてあったので、その通りにしました。
そして、別にこだわらなくてもいいのですが、2002年10月4日の大安に投函しました。