婚約指輪と結婚指輪

婚約指輪~エンゲージ・リング

2001年11月に、お婿さまがお嫁さまの両親に結婚の意志を伝えるため、お嫁さまの実家へ挨拶に行きました。
結婚を反対する人はいなくて、福岡への引越も了承してくれました。
横浜に戻ってから、『ゼクシィ』で資料を請求しはじめました。
指輪の広告ページを見ながら、お婿さまに「婚約指輪はやっぱりダイヤモンドがいいよねぇ」などと毎日のようにおねだりしました。

婚約指輪実はお婿さまは「婚約指輪と結婚指輪って同じじゃないの?」と思っていたそうです。
宝石や貴金属に縁遠い人の中には、お婿さまのような人が大勢いると思います。
そういうときは、腹を立てずに、バカにせずに、親切に教えてあげましょうね。
婚約指輪を買うかどうかは、2人やそのご家族の問題なので、「婚約期間だけつけるのもねぇ」と必要ないと感じれば買う必要はないし、予算次第だと思います。

2001年12月8日(土)、2人とも仕事がお休みだったので、横浜・元町や中華街を見てまわって、食べ歩きをしました。
その帰り、横浜駅の某デパートに立ち寄りました。
しかもお婿さまは「 ティファニー 」へ行こうと言い出しました。

「えっ!指輪?指輪?」とお嫁さま。
「見に行くよ!予算は○万円だからね」とお婿さま。

ずっと欲しいとは思っていましたが、突然のことで驚きました。
ティファニーに入ると、週末ということもあって、カップルばかり。
さっそく婚約指輪の定番・THE TIFFANY SETTING(タテ爪ダイヤモンド)を見せていただきました。
値段を見てびっくり・・・高い・・・。
予算を伝えて、その範囲内のリングを出してもらいました。
少しでも大きい石を選ぶか、小さくても質の高い石を選ぶか迷いましたが、つけてみて、自分の眼で見て輝いていると思ったほうを選びました。

「じゃ、これください」とお婿さま。

「ええぇぇ!本当に今買うの?」と驚いて、お婿さまを見ました。
驚いたのは店員さんも同じようです。
この日のお婿さまは、無精ひげをはやし、よれよれのジーンズと上着、汚いスニーカーという、およそティファニーの雰囲気と異なるいでたちでした。
わたしも赤いコートとジーンズというカジュアルな服装でしたから・・・。
テーブル席に移動して、品物を確認し、お婿さまがカードで一括払いをしました。
リングサイズを直すのと、刻印をいれてもらうため、できあがり予定日は12月26日(火)になるということで、クリスマスには間に合いませんが、素敵なクリスマスプレゼントになりました。

お婿さまはどうしてもクリスマスまでには渡したかったらしく、12月22日(土)にお店に電話したところ、なんと仕上がっているということで、受取りに行きました。
本当にクリスマスプレゼントになりました。

婚約指輪、とくにタテ爪リングは、結婚後なかなかはめて出かける機会がないですね。
友人の結婚式やおしゃれしてお食事に行くときははめて出かけますが、普段はつけないし・・・。
けれど、すっごく嬉しい宝物です。

結婚指輪~マリッジリング

お嫁さまよりもお婿さまのほうが指輪をはめたがっていました。
2002年6月30日に入籍をして、そのあと指輪を探しました。

ある日、インターネットで MIKIMOTO(ミキモト) のインフィニティリングを見て、お婿さまもそのデザインとシンプルさが気に入り、明治記念館の内覧会で実物を見て注文しました。
インフィニティ~infinity~は無限大を意味しますが、見る角度によって本当に無限大の形に見えます。
結婚指輪「これからのふたりの人生には無限の可能性がある」という感じがして、指にもなじみがよくて、他店のを見ることもなく決めました。
お店の方のお話ではリングのカーブは職人さんの手作りということでした。
ゴールドやダイヤが入ったものもあって、重ねづけもできるそうなので、これからも楽しめそうです。(廃番にならなければ・・・)

注文したのが2002年7月で、出来上がったのが8月。
お嫁さまが東京に行ったときに、受け取りに行きました。
リングには結婚式の日付(2002年11月30日)を刻印してもらっていたのですが、9月にははめていました。
おかげで、結婚式当日にはすでに細かいキズがついていました。(笑)