ブライダル小物

簪(かんざし)

2002年10月6日 日曜日(約2ヶ月前)
9月中に明治記念館美容室「マリールイズ」へかつら合わせの予約を入れました。
平日だけと思っていたら、土・日・祝日は16時以降の打ち合わせはOKだったので、1回目の打ち合わせの前日にしました。

美容室は「男子禁制」なので、ひとりで行ってきました。
先にかつら合わせを行います。
某ホテルのブライダルフェアに行ったとき、鬘(かつら)も簪(かんざし)もつけて打掛を試着していたので、鏡の中の自分を見ても「似合わない!」と大騒ぎするほどおかしくはありませんでした。
むしろ、当日、水化粧して紅をさして着付けてもらうのが楽しみになりました。
それでも、首から下が洋服なので滑稽(こっけい)ではあります。

かつら合わせが終わって、かつらを外したあと、ショーケースに飾られている中から簪(かんざし)を選びました。

挙式は白無垢・綿帽子、披露宴の最初が色打掛でしたが、予算の都合上、白無垢と色打掛の両方に使えるべっ甲の簪(かんざし)を選びました。
挙式のときは綿帽子なので、まるっきり隠れてしまいますが、挙式後、綿帽子をはずして庭園に出ることになっていたので、色打掛に合わせた華やかなものを選ぶことはできませんでした。
銀細工で「花こうがい(中ざし)」がぼんぼんになっていて歩くと揺れるのも素敵でした。
中には同じ銀細工でも「前ざし(前かんざし)」の揺れる飾りが取り外せるものもあって、それも素敵でした。
2個つけるとしたら、べっ甲と銀細工にしていたでしょうね。

べっ甲といっても、色やカタチもいろいろありました。
「どれにしよう・・・う~、迷うよぉ」
わたしは明るめの色がよかったので、その中から気に入ったデザインを選ぶことにしました。

ジュエリー

「花嫁→ウェディングドレス→お姫さま→ティアラ」という図式がわたしの中にあったので、ボンネ、カチューシャ、生花などのヘッドドレスは考えていませんでした。
2002年3月、レセイエ主催でドレスの展示会があり、このとき選んだドレスに合わせて MIKIMOTO(ミキモト) のアクセサリーを予約しました。

そのアクセサリーは「Princess Blue」という商品で、ヘッドパーツ、イヤリング、ネックレスの3点セットになっています。
ヘッドパーツは曲げ伸ばしが自由なのでカチューシャのようにとめたり、クルッと巻いてミニクラウンのようにもできます。
ブルーの石が使われているので、カジュアルなドレスやカラードレスにぴったりのジュエリーです。
“Something Four” のひとつ “Something Blue” を意識して作られたそうです。

この展示会では、そのドレスとこのアクセサリーを予約しましたが、もう1着心惹かれるドレスがありました。
2002年7月の内覧会で、もう一方の正統派ウェディングドレスを着用し、そちらが気に入ったので予約変更しました。(値段がupする・・・)
それに伴って、ジュエリーも変更しました。
中央のハートがかわいらしいパールのティアラと、真珠のイヤリング・ネックレスをレンタルしました。

ベールと手袋(グローブ)

ベールは衣裳の最終確認のときにドレスを着て合わせました。
披露宴では綿帽子や角隠し同様、ベールをしないのが正式なのだそうですが、髪型をアップにしてティアラをつけると首周りが寂しいというか、貧相な感じなのでつけることにしました。
ドレスと同じレースで作ったマリアベールがありましたが、似合わないのでやめました。

まず長さを決めました。
ウェディングドレスを試着した状態で、ショート、ミドル、ロングの3種類をつけてみて、腰ぐらいまでの長さのミドル丈で決定。
あとは素材です。
ふわっとしているベール、パイピングがされたベール、ボリュームを抑えたベールなどをつけて、お婿さまにも見立ててもらいました。
その結果、ミドル丈のふわっとしたベールに決定!

ウェディングドレスのグローブはレセイエでは購入することになっています。
生地はサテンかオーガンジーで、ドレスに合わせてサテンを選びました。
長さは、「手首まで・肘下まで・二の腕まで」の3種類。
ノースリーブのドレスなので、肘下か肘上かのどちらかです。
試着してすぐに決まりました。
肘上まであるグローブをつけると二の腕の贅肉がポッコリ・・・うっ、ううぅ。
肘下までのグローブにしました。色はホワイト(純白)です。

ウェディングドレスの下着

ウェディングドレス用のブライダルインナーはレセイエで販売していました。(メーカーはワコールです)
試着時につけて、それと同じものを用意してもらえるから、サイズなどの心配はありません。
けれど、ブライダルインナーを扱っているお店で探すことにしました。
「衣裳の最終確認(試着)の際に持ってきてください」と言われたので、それまでに用意しなければなりません。

仕事の帰りにショップへ立ち寄りました。
スリーインワンになっているもの、ブラジャーとウェストニッパーそれぞれのもの、いろいろ試着しましたが、ブラジャーのカップがどうも合わない・・・店員さんが普段よりひとつ大きいカップを勧めるから仕方ないけど・・・。
店員は「パッドを入れればきれいに決まります」とはいうけど、パッドを入れてもブラジャーのカップが余ってしまう。
わたしが着るドレスは上半身がピッタリしているので、カップが余っているとドレスにそれが出てしまうのよ!
そこで店員が出してきたのがワコールの「プロポーションメイクブラ」というロングブラ。
スリーインワンのガーターベルト部分を取り除いた形。
当日はいつものパンティ・ストッキングをはくから、ガーターベルトは不要。
試着したら、カップもちょうどよく、胃やウェストをしっかりサポートするので、付け心地もいいです。(胃がぽっこりしているからありがたいわぁ)
このロングブラと、ペチコート、パンティを購入しました。

ワコール プロポーションメイク 「プロポーションメイクブラ 」
購入したロングブラは白色。
ストラップ(肩ひも)は取り外しが可能
ウェスト部分にパワーベルトが入っているのでかなり「くびれ」ます。
価格:12,000円

その他の小物

レセイエで衣装を予約すると「小物販売のご案内」というしおりをもらいます。
当日、新郎新婦が用意する肌着や和装小物が一覧になっていて、自分ですでに持っていれば、用意をする必要はなくて、なければ当日購入します。
衣裳の打ち合わせのときに小物の有無を確認したほうがいいでしょう。

お婿さまは腰紐(長尺)と足袋を当日購入して、他は量販店でそろえました。
お嫁さまは訪問着を持っているので、和装小物はほとんどそろっていました。
脱脂綿と土佐半紙だけを購入。

新郎の小物

半袖シャツ(Vネック)
ロングパンツ(ステテコ)
補正用タオル
腰紐
礼装用靴下(黒または白)
足袋

新婦の小物

肌襦袢
裾よけ
腰紐
伊達締め
前帯板(短い帯板)
後帯板(長い帯板)
帯枕
脱脂綿
土佐半紙(襟芯にする)
足袋
白ハンカチ
化粧用ゆかた or バスローブ