受付~新郎新婦入場

披露宴の受付

控室披露宴の受付は13:40頃受付係が集合することになっていました。
どのようにして準備が進められたのかはわかりません、お婿さまとお嫁さまは挙式の最中でしたから。
正面玄関を入って控室がどこかを確認して、その場所へ行けば、明治記念館のスタッフがいらっしゃるでしょうからなんとかなるんだろうな。

披露宴の受付時間は挙式と庭園での写真撮影・歓談の時間と重なるため、受付を終わられた方は庭園に出て歓談・写真撮影の輪に加わることができますが、受付の方はできません。
なので、途中、あらかじめお願いしていた他の友人に受付を代わっていただきました。

控室受付(披露宴控室)は新館1Fの「曙」のとなりの「松」で行われていたようです。
部屋の中でくつろいでいる写真はありましたが、受付の様子の写真がなかったのがちょっぴり残念でした。

親族控室にいるときよりも、和んでくつろいでいる様子が伺えます。
挙式が終わった安堵感かしら?

迎 賓

迎賓2回目の打ち合わせの際に、「当日晴れていたら庭園側から入場することは可能?」ということを確認したら、OKということだったので、晴れたら庭園側から入場しようと決めていました。

本当は迎賓は中でもよかったのですが、スタッフの方からの確認に対して「いいえ」と強く言えず、迎賓も外でということになりました。(お婿さまもお嫁さまも優柔不断なところがあるもので・・・)

新郎新婦、それぞれの両親が並んだあと、控室から庭園へ来賓の方々がいらっしゃったのですが、みなさんしばらく階段の手前で立ち止まってしまって、「見世物」になってしまいました。
金鶏(キンケイ)の縁側の高さはわりと高いから、庭園の遠くも見えて、実に見晴らしが良かったです。(ちょっと恥ずかしかったけど)
写真はたくさん撮影してもらいました。

「本日はおめでとうございます」
「ありがとうございます」
ひとりひとり丁寧に挨拶しました。
お嫁さまはかつらをつけているのと、帯でしっかり固定されているのとで、何度もお辞儀するのが大変でした。
汗をかいてしまいました・・・。

白無垢から色打掛へ掛替え

迎賓が終わると、ここで掛替えになります。

実は、迎賓が終わったあと掛替えというのは聞いていなかったというか、「いつ掛替えをするのか」確認していなかったのです。
衣装も決まっているからまかせておけばいいだろうと思ったし、「迎賓の前に掛替えかなぁ」と考えていました。
そうしたら、迎賓は白無垢だということで、ちょっと驚きました。

新館・曙の間の前の廊下の片隅がパーティションで仕切られていて、そこで掛替えを行いました。
美容師さん二人が待機していたので、掛替えと化粧直しをしてもらいました。
打掛は掛下に縫い付けてあるので、糸をぬいて、色打掛を羽織るとまた絹糸でグシグシと固定。
少し汗をかいてくずれた化粧を直してもらって、かつらを整えているときにスタッフの方が用意してくださったウーロン茶(ストロー付)を飲みました。
あたたかいとは知らなくて、すこしだけ勢いよく吸ってびっくり。(あぶなかった・・・)
けれど猫舌のわたしでもすぐに飲める程度の温度でよかったです。
冷たいウーロン茶だと胃がキュ~ッとなっていただろうなぁ。
色打掛用の金色の草履にはきかえ、懐剣、はこせこも入れ替えてもらいました。
かんざしを付け替える場合はこの上さらに時間がかかって、招待客のみなさまをお待たせすることになるから、同じべっ甲のかんざしでよかったです。

お婿さまはパーティションの外の椅子に腰掛け、冷たいウーロン茶を飲んでいました。

新郎新婦入場 和装編

庭園に面した新館の出入口から本館金鶏(キンケイ)の縁側を通って入場しました。

入場前その場でスタッフの方から会場の中をどう歩くか指示を受けました。
媒酌人がいないので、お婿さまが最初に歩き、そのあと少し間隔をあけてお嫁さまが歩くことになりました。
立っているところがガラス戸で、中からも姿はすでに見えているので、会場に足を踏み入れたときの驚きは少ないんですよね。
金鶏(キンケイ)のお部屋の中では、招待客の方がざわざわしていました。

新郎入場先導の方に続いて、お婿さま、お嫁さまの順にゆっくりと歩きました。
ここでも会場に入る時にアタマが引っかかりました。(あちゃ~)
介添係の方が「大丈夫ですよ」とおっしゃってくださったので、そのまま進みました。

新婦入場正面にきたとき、お婿さまが振り返りました。
「自分が早く歩いてしまった」と思ったそうです。(やさしいね~)
わたしは「待って~、そんなに早く行かないで~」という気持ちでした。
会場内を歩いて高砂へ向かう途中、わたしたちが通るとスタッフの方々は最敬礼でした。
気分いいです。

高砂へ高砂について、二人並んで一礼しました。
会場内を進んでいくとき司会者の方が衣裳の紹介をしつつ、自然な感じでお辞儀にもっていってくださりました。
さすがですね。