衣裳選び-和装

色打掛

「花嫁はやっぱり白よっ!」ということで挙式では白無垢を着ることにして、披露宴の最初に「憧れの黒引き振袖を・・・」と考えていたら、掛替えではなく着付けのやり直しになるので、庭園の歓談に十分な時間をとれなくなるから黒引き振袖を断念。
「結納のときに振袖を着ているからいいわ。あとで別のお店でレンタルして写真だけ撮ってもらってもいいんだから」と自分に言い聞かせました。

色打掛は、いろいろな色・織・刺繍・柄があっていろいろ迷うかと思いましたが、レセイエで最初に羽織った色打掛がとても気に入りました。
そのあともさまざまな色打掛を羽織りましたが、まったく変更することはありませんでした。
白無垢もウェディングドレスも来館するたびに変更したのに・・・。
写真で残っているのは5着ですが、そのほかに3着くらいは袖を通しているはずです。

「何が高い」というのを聞いたことはあるのですが、(色打掛は刺繍だったかな?)レンタル料はピンからキリまでです。だいたい20万円から60万円くらいというところでしょうか。
ちなみに、わたしが当日着用した「流水秋草鶴」は25万円でした。

白無垢

2002年3月(結婚式8ヶ月前)にレセイエを訪ねたときに決めた白無垢は「琳派鶴」という鶴が織り込まれたものでした。白無垢は「織り」で値段がずいぶんと違ってくるそうです。
そのときは「色打掛も鶴の柄だからお揃いでいいね」と思っていたのですが、2002年7月の内覧会で運命の出会いをしてしまいました。
目立つところに縮緬(ちりめん)に柿朱の重ねが広げてありました。最初にレセイエに行ったときにカタログに載っていたものでした。
お婿さまが最初に気に入っていたのですが、わたしは「ちりめんかぁ・・・」という感じで興味はありませんでした。
ところが、実際に現物を見るととても素敵で、すぐに試着させてもらいました。
「しぼ」が高い縮緬で、なめらかな手触りでした。
ただしお値段が・・・。
シンプルなのだけど、すでに予約してあったものより10万円ほど高くなります。
でも、「これが着たい!」という目でお婿さまに訴え、それがきいたのか、商談成立しました。

紋服(紋付袴)

2002年3月、レセイエを訪ねたときに決めました。
スタンダードなタイプの紋服です。
家紋の有無を選ぶことができますが、家紋を入れる場合、別途料金がかかります。
家紋がないと間抜けになってしまうので、入れてもらうことにしました。
ご自分の家の家紋はだいたいでいいので覚えておくといいと思います。
レセイエには家紋の本が置いてあるので、だいたいこんな感じというのをコピーしてくれて、持ち帰って確認することができます。